からほり新聞 第31号

からほり新聞 第31号

2014年(平成26年)9月22日発行


からほり新聞31-01

坂ならどこでも人と人との密な交流があるとは言い切れない。やっぱり空堀には何か特別なことがある。それが坂でしかも商店街だということだと思うのです。お店の人は店番をしながら往来の様子を見ています。通り沿いでずっと同じところに人がいるのは商店街ならではで、ビュンビュン人が行き交うだけの坂にならないのはそのおかげだと見えます。同じところにいて時に顔を合わせた人に声をかける。そんな人たちがいるから、行き交う人も時には足を止める理由がある。そうして、人と人とがつながるきっかけができる-。
(からほり新聞 第31号 「人がいる坂」大阪大学 青木健太)

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アメリカの飛行機からビラが巻かれて砲兵工廠の爆撃予告があったみたいですけど、それは学校側が見せてくれませんでした。一度だけ機銃掃射を受けたことがあり、防空壕に入りましたが、アメリカの飛行機が超低空飛行で飛んできて、米兵の顔が見えたのを覚えています。
(からほり新聞 第31号 「紙製の薬莢を作り続けた女学校時代」聞き手 河野いづみ)

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「モノがあふれる現在では、商品とともに心を売ることが大切です。お香を通して、いろんな人と触れ合い、世界が広がるのが楽しくて『飽きない』。『商い』の喜びです。」と清田さん。今はマンションで暮らす人も多くなったため、立派な仏壇を構える家庭は少なくなりました。「家に仏壇がが無い」という人も少なくないでしょう。仏壇は決して大きくなくてもいいだけでなく、仏壇でなければならないというわけでもありません。核家族で仏壇が実家にある人はご先祖様が眠る方向や写真に向かってお線香を炊いて一礼する、それだけでも、ご先祖様を想う気持ちが生活の小さなところに変化をもたらします。
(からほり新聞 第31号 「快傑!からほり人」岡田由佳子)

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からほり新聞 第31号

からほり新聞 第31号

■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

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